2012年3月22日木曜日

2012/3/21 雌ライオンのムジョル[2]

やっとの事で、深奥部に入った。

このエリアでさらに新しいタイプの敵二種類に出会った。何やらヨロイムカデっぽい装甲に包まれた虫タイプの化物と、それから、なんとなく生体改造っぽい匂いのする人間型のクリーチャーだ。行動パターンからしてフォースウォーンのそれを連想するが、おそらくはもっと異質な生命体。建物や居場所の構造からして節足動物のそれを思わせる、しかし「当人」たちはのっぺりとした人間ぽい姿……そう、まるで身を剥きだしたカニのような。

まわりの環境がひどく人工的で無味乾燥な風景なだけに、その異質さと不気味さは最悪だった。自身が隠密の修行をしてきた事を神様に感謝したい気持ちだった。とにかく射殺さえすれば彼らと直接戦わなくてすむのだ。慎重に一匹ずつ退治していく。

やがて最深部に到達した。
ここには彼らはいず、再び機械たちだけの世界。その最深部に「それ」はいた。

おそらくはガーディアン。ムジョルが言った「おそってきた巨大な像」は間違いなくこれだ。動いてはいないがおそらく。誰もがそう答えるだろう。

最強の弓と矢。効くかどうかわからないが追加ダメージをもたらす毒もたっぷり仕掛けた。この距離なら数発は打ち込めるはず。

一発。もちろん倒れない。それどころかまっしぐらにこっちに向かい動き出した。

一発。少し揺れたが歩みは止まらない。

さらに一発。まだまだ。

そして一発。おお、ぐらりと揺れて倒れた。

倒したからといって油断はしない。慎重に近づき、さらに潜んでいた「兵士」をひとつ破壊する。

あった。これがムジョルの亡くしたという剣だろう。
さあ帰ろう。

リフテンに帰り彼女に手渡した。間違いないと彼女はとても喜び、目的を達して生還した私を本当に讃えてくれた。冒険者のみが知る賞賛で。
私は冒険者ではないが、冒険者を侮る存在ではない。むしろ敬意を持っているけれど、その彼女に認められたことは嬉しかった。

今後、力押しの冒険の時は彼女を誘っていく事にしよう。対ドラゴン戦とか。

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